【2025年の結論】タッチ決済対応クレジットカードおすすめランキング

タッチ決済
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タッチ決済対応クレジットカードおすすめ10選
順位カードこんな人におすすめ!
楽天カード楽天サービスを使っている、貯めたポイントを有効活用したい
JCBカード S優待がある店舗をよく使う、JCB加盟店でメリットを出したい
三井住友カード(NL)コンビニ・少額決済で頻繁にスマホタッチ決済をする
PayPayカードPayPayを日常的に使う
au PAYカードau携帯/UQモバイル利用者、Pontaポイントを重視する
dカードドコモユーザー。キャッシュレスでdポイントを貯めたい
ビューカード電車通勤・定期券利用者、Suicaチャージを頻繁にする
イオンカードイオン系列のスーパーやモールをよく使う、お買い物割引を重視したい
セゾンカードキャンペーン活用型、優待・ポイント特典を幅広く使いたい人
10エポスカード旅行保険を無料で確保したい

クレジットカードのタッチ決済が普及しているみたいだけど、結局どのカードが一番お得なの?

こう疑問に思ったことはないでしょうか。

クレジットカードのタッチ決済(非接触決済)は、レジでカードやスマートフォンを「かざすだけ」で支払いが完了するスマートな方法です。

コンビニやカフェなど日常の少額支払いに便利なだけでなく、カードによっては特定店舗でポイント還元率が大幅アップするケースもあります。

しかし「どのカードを選べば本当に得なのか?」「年会費や旅行保険まで含めて考えるとどれがベスト?」と迷う方も多いはず。

この記事では、2025年最新の公式情報をもとに、タッチ決済対応カードを徹底比較し、おすすめランキング形式で紹介します。

結論は、冒頭の表のとおり。

みなさんの生活様式やニーズによって、ふさわしいカードは異なります。

各カード会社の特徴を詳細に解説しますので、自分に合うカードをぜひみつけてください。

多知ナビオ
多知ナビオ

各カードのメリット、デメリットも解説するよ!

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ランキング対象のカード会社と評価項目

ランキングの対象としたカード会社は発行枚数上位10社です。

参考にしたDMM研究所の調査結果はこちら。

出典:MMD研究所

比較では、ゴールドカード等の上位券種は含めず、各社の最も標準的なカードで比較をしています。

下記の評価項目で、当サイトが独自にランキングしています。

  • ポイント還元率
  • 新規入会特典
  • ポイントの使いやすさ
  • その他の優待特典

1位から順に見ていきましょう。

1位:楽天カード

新規発行特典新規入会&3回利用で5,000ポイント
年会費永年無料ポイント還元率基本1.0%(税抜100円につき1ポイント)
国際ブランドVisa/Mastercard/JCB/AMEXタッチ決済対応Visa/Mastercard/JCB/AMEX
楽天ペイ / Apple Pay
旅行傷害保険(海外/国内)海外旅行2,000万円(死亡・後遺障害)/国内旅行保険:なし
  • ポイント還元率:★★★★★(100円=1ポイント=1%が基本)
  • 新規特典:★★★★★(新規入会&3回利用で5,000ポイントの定番特典あり)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★★(楽天グループ+街で広く利用可)
  • 優待特典:★★★★☆(楽天サービス連携・期間限定増量など)

楽天カードのメリット

  • 楽天市場や楽天関連サービスと組み合わせると還元率が最大16.5倍に
  • 楽天ポイントが使いやすい
  • 楽天ペイでクレカのスマホタッチ決済が可能

楽天カードのデメリット

  • ポイントを多く獲得するには、楽天経済圏の利用が前提

楽天カードの総合評価

 本サイトでおすすめしている楽天カードタッチ決済を利用するために必須のカード。楽天サービス利用者にとっては非常に強力な一枚です。日常利用の還元率1%に加え、楽天市場での買い物や楽天証券での投資、楽天ペイのチャージなど、楽天関連サービスを利用する際に他のカードと比べてお得さや利便性がまるで違います。
 タッチ決済の使い勝手は、国際ブランドとスマホの組み合せで差があるため、利用端末(iPhone/Android)での対応状況を公式サイトで確認してください。楽天経済圏を活用する人はまず検討すべきカードです。

2位:JCBカード S

新規発行特典最大29,000円キャッシュバック
年会費永年無料ポイント還元率毎月の利用金額の税込1,000円分ごとに1ポイント
国際ブランドJCBタッチ決済対応JCB
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)海外旅行2,000万円(死亡・後遺障害)/国内旅行保険:なし
  • 還元率:★★★☆☆(1ポイント=最大5円分=0.5%、条件次第で高倍率)
  • 新規特典:★★★★☆(入会キャンペーンや初回特典が充実)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★☆(交換先・提携モールあり)
  • 優待特典:★★★★★(クラブオフ等の優待が利用可能)

JCBカード Sのメリット

  • ポイント還元が、スターバックスで20倍、Amazon、セブンイレブンで3倍。
  • グルメ、カラオケ、映画、レジャー等で国内外20万カ所以上の施設・サービスで最大80%OFFの優待あり。

JCBカード Sのデメリット

  • 店舗によってポイント還元率に差があるため、利用パターン次第で実利が変わる。

JCBカード Sの総合評価

 国内外20万カ所以上で受けられる優待が最大の魅力。チェーン店では、松屋、コメダ珈琲店、ココス、ビックカメラ、ビッグエコー、コスモなどが対象です。
 還元されるポイント「Oki Dokiポイント」は、交換先によって交換レートが異なります。カード利用代金に充てれば1ポイント=3円、Amazonの買い物で1ポイント=3.5円、スターバックスカードへのチャージで1ポイント=4円など。
 優待対象店やポイントの交換先・交換レートは、申し込み前に必ず公式サイトで確認しましょう。

3位:三井住友カード(NL)

新規発行特典最大7,000円相当のVポイントプレゼント
年会費永年無料ポイント還元率基本0.5%(税込200円につき1ポイント)
国際ブランドVisa/MasterCardタッチ決済対応Visa/Mastercard
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)2,000万円(死亡・後遺障害)/無し
  • 還元率:★★★★☆(0.5%相当だが、スマホタッチ決済なら対象店で大幅アップ)
  • 新規特典:★★★☆☆(キャンペーンは定期的にある)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★☆(Vポイントは交換先が多い)
  • 優待特典:★★★★☆(コンビニ・外食の優待・期間施策が豊富)

三井住友カード(NL)のメリット

  • カード番号非表示のナンバーレスで安全
  • スマホタッチ決済なら、対象コンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元

三井住友カード(NL)のデメリット

  • ポイントの基本還元率は0.5%であり、7%の還元率を受けるためにはスマホ決済アプリへの登録等が必要

三井住友カード(NL)の総合評価

 三井住友カード(NL)は「タッチ決済で恩恵が体感できる」数少ないメジャーカードの一つです。年会費が永年無料である一方、スマホのタッチ決済(Visa/Master)でコンビニやファストフードでの支払いをすると、ポイント還元が7%、セブンイレブンは最大で10%と非常に有利になります。少額決済を頻繁にするユーザーほど「体感還元」が高く、日常の行動でポイント蓄積の差が出ます。
 ただし、7%還元を受けるには、対象店舗の確認と決済方法の設定が必須。事前にしっかり準備をして運用することが重要です。
 スマホタッチ決済の導入手順や7%還元の対象店舗リストは、公式ページで確認を。

4位:PayPayカード

新規発行特典入会で最大3,000円相当のPayPayポイント
年会費永年無料ポイント還元率基本1.0%(税込200円につき2ポイント)
国際ブランドVisa/MasterCard/JCBタッチ決済対応Visa/Mastercard/JCB
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)無し
  • 還元率:★★★★☆(実質1.0%だが、PayPay連携で上乗せあり)
  • 新規特典:★★★★☆(公式の入会特典・期間施策が頻繁)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★☆(PayPayポイントは街・ネットで使いやすい)
  • 優待特典:★★★★☆(Yahoo!系やPayPayモールなど連携優待が豊富)

PayPayカードのメリット

  • PayPayアプリと連携すればPayPayで後払いが可能

PayPayカードのデメリット

  • 海外旅行・ショッピング保険は付帯しない
  • ポイントは200円単位で付与されるため、小額決済の獲得効率は落ちる

PayPayカードの総合評価

 PayPayアプリとの連携が最大の強みです。国内で最も利用者が多いコード決済であるPayPayで、クレジットカードによる後払いが可能。PayPayより便利に使いたいならPayPayカード一択と言っても良いでしょう。
 Yahoo!ショッピングやLOHACOでの支払いをPayPayカードで行うと、毎日5%の還元が受けれます。「Amazonや楽天市場より、Yahoo!ショッピング派」という人にはピッタリ。事前に公式サイトでポイントアップの条件と確認してください。

5位:au PAYカード

新規発行特典新規入会・利用で合計最大3,000Pontaポイント
年会費永年無料ポイント還元率1%(税込100円で1ポイント)
国際ブランドVisa/MasterCardタッチ決済対応Visa/Mastercard
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)最高2,000万円(利用付帯)/無し
  • 還元率:★★★★☆(公式では100円=1pt=1.0%))
  • 新規特典:★★★☆☆(入会キャンペーンは公式で実施)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★☆(Pontaはコンビニ・提携先で広く使える)
  • 優待特典:★★★☆☆(auサービス連携・特定施策が中心)

au PAYカードのメリット

  • ポイントアップ店で利用すれば還元率が1.5~2.0%に跳ね上がる可能性あり

au PAYカードのデメリット

  • 通常枠以外で高還元を得るには「ポイントアップ店」や特典条件を満たす必要あり
  • au回線を持たない人だと恩恵を最大限引き出しにくい構造

au PAYカードの総合評価

 au PAYカードは、au回線ユーザーやPontaポイントを日常的に使う人には非常に相性のいいカードです。基本還元率は1.0%で、ポイントアップ店では1.5〜2.0%まで引き上げられることがあるため、使う場所次第で高還元を狙いやすいという強みがあります。
 au系列サービスとの連携特典なども用意されており、ポイント還元を加速させる仕組みもあります
 しかし、これらのメリットを得るには条件を満たす必要があり、ポイントアップ店を利用しない通常利用だけでは恩恵が限定的という側面があります。また、au回線を利用していない人には連携特典が活かしにくく、他カードと比べて見劣りを感じることもあります。
 au回線を使っている、またはPontaポイントを重視してるなら、au PAYカードは日常使い向けの強力な選択肢です。特に、スマホ・通信支出と日常買い物をまとめてポイント還元の恩恵を受けたい人にはおすすめの一枚です。

6位:dカード

新規発行特典無し
年会費永年無料ポイント還元率基本1.0%(税込100円につき1ポイント)
国際ブランドVisa/MasterCardタッチ決済対応Visa/Mastercard
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)海外旅行2,000万円(死亡・後遺障害)/国内旅行保険1,000万円(※29歳以下対象)
  • 還元率:★★★★☆(ベースは1%前後)
  • 新規特典:★★☆☆☆(公式キャンペーンは随時)
  • ポイントの使いやすさ:★★★★☆(dポイントは街・ネットで使いやすい)
  • 優待特典:★★★★☆(dポイントクラブ優待など各種)

dカードのメリット

  • ドコモの携帯・光回線料金をdカード払いにすると毎月税込220円割引
  • 電子マネー「iD」を搭載し、iD決済でも税込100円につき1ポイント獲得

dカードのデメリット

  • ドコモ系の特典は契約状況やランクに依存するため、非ドコモユーザーは恩恵が限定的

dカードの総合評価

 ドコモユーザーならdカードは汎用性・利便性共に優れた選択肢です。ドコモ回線やdポイント関連サービスと紐づけるとさらに優遇が受けられます。カードのタッチ決済のほか、電子マネー「iD」が一体となっているので、キャッシュレス決済の幅が広がります。
 ドコモユーザーでない場合はメリットが薄くなる点には注意。ドコモユーザーは、公式サイトの特典ページで、自分の契約に対する優遇を確認してから申し込むのをおすすめします。

7位:ビューカード

新規発行特典Visaブランド新規入会&条件達成で最大10,000JREポイント
年会費524円(税込)
※年1回以上利用で翌年無料
ポイント還元率0.5%(税込1,000円で5JREポイント)
国際ブランドVisa/Mastercard/JCBタッチ決済対応Visa/Mastercard/JCB
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)海最高500万円(死亡・後遺障害)、治療費50万円、疾病治療費50万円、賠償責任3,000万円/最高1,000万円(死亡・後遺障害)
  • 還元率:★★★★☆(交通系チャージで1.5%、定期・特定購入でさらに優遇)
  • 新規特典:★★★☆☆(時期で入会特典あり)
  • ポイントの使いやすさ:★★★☆☆(Suicaへのチャージという強い使い道があるが、汎用性は限定的)
  • 優待特典:★★★☆☆(JR系の優待が中心)

ビューカードのメリット

  • Suica・Suicaチャージで1.5%還元(1,000円あたり15ポイント)となる高還元条件あり
  • JR東日本の定期券購入やグリーン券・きっぷ購入でVIEWプラス特典で最大10%還元になる制度あり

ビューカードのデメリット

  • 普段の買い物利用(非交通系)では基本還元率0.5%と高くない
  • 高還元を得るためにはSuicaチャージや定期券購入といった交通費支出を大きく絡ませる必要あり

ビューカードの総合評価

 美ューカードの最大の強みは、“交通支出をカード利用とリンクさせて得をする”点にあります。通常の買物利用は0.5%還元と平凡ですが、モバイルSuicaやSuicaへのチャージ、オートチャージ設定を活用すれば1.5%還元という高還元を達成できます。   
 さらに、JR東日本の定期券やきっぷ購入等でVIEWプラス制度を使えば、ポイント還元率が最大10%になる特典制度も存在し、交通利用者には大きな魅力となります。 
 ただし、このカードの利点を最大化するには「交通系利用」をカード支出ベースに置く必要があります。日常の買い物だけで使っても0.5%還元では目立った差は出にくいため、利用パターンとの相性が重要です。また、定期券やチャージなど交通支出が少ない人にとっては、特典をフル活用できずにコスパに疑問を感じることもあります。
 それでも、通勤・通学など電車利用が中心の人には非常に頼れる選択肢です。交通支出を資産扱いに変えたい人には ビューカード はかなり強力なカードになるでしょう。

8位:イオンカード

新規発行特典Web新規入会で入会特典1,000WAONポイント+利用額10%
年会費永年無料ポイント還元率0.5%(税込200円で1ポイント)
国際ブランドVisa/Mastercard/JCBタッチ決済対応Visa/Mastercard/JCB
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)最高3,000万円(死亡・後遺障害)/無し
  • 還元率:★★★☆☆(基本0.5%だが、グループ店舗でポイント増や割引デーがある)
  • 新規特典:★★★☆☆(カード別に入会特典)
  • ポイントの使いやすさ:★★★☆☆(WAONポイント中心でイオン系で強い)
  • 優待特典:★★★★☆(映画・店舗割引などイオン系列特典が豊富)

イオンカードのメリット

  • 毎月20日・30日には「お客さま感謝デー」でイオン系列店舗で5%OFFになる特典あり
  • 映画の優待価格、旅行割引、グループ店舗でのポイント多倍率など特典が充実

イオンカードのデメリット

  • イオン系列外の日常使いでは特典が薄く、一般店での還元は控えめなことが多い
  • シネマ優待や割引は事前購入や条件あり、すべての劇場で使えないケースあり

イオンカードの総合評価

 イオンカードは、「イオンをよく使う層」にとっては強力な選択肢です。特に毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では5%OFFになるため、日用品や食料品などまとめ買いをする主婦層や買い物頻度が高い人には大きなメリットがあります。さらに、映画鑑賞を楽しむ人には優待価格でチケットを購入できるなど、ライフスタイルと親和性が高い特典が揃っています。
 ただし、イオン以外の店舗で使う頻度が高い人には、還元や特典が限定的になる可能性があります。特典を使うには事前購入や優待サイト経由が必要なこともあるため、面倒に感じる人もいるでしょう。とはいえ、普段使いと割引優待のバランスを取るには十分魅力的で、イオン系列店舗を利用する機会が多い若手社会人にはおすすめできます。
 もしあなたが「普段のスーパー・ショッピングモールで賢く節約したい」「映画やレジャーでもメリットを感じたい」なら、 イオンカードを候補に入れてみてはいかがでしょうか?

9位:セゾンカード

新規発行特典新規入会&条件達成で最大10,000円キャッシュバック
年会費永年無料ポイント還元率0.5%(税込1,000円で永久不滅1ポイント)
コンビニでの
還元率
0.5%(基本同率)公共料金での
還元率
0%(ETC・一部の公共料金はポイント対象外)
国際ブランドVisa/Mastercard/JCBタッチ決済対応Visa/Mastercard/JCB
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)無し/無し
  • 還元率:★★★☆☆(基本0.5%、ポイントモール等で倍率を伸ばせる)
  • 新規特典:★★★☆☆(カード・時期で特典あり)
  • ポイントの使いやすさ:★★★☆☆(交換先は多いが、交換手順が必要な場合あり
  • 優待特典:★★★☆☆(提携優待多数だがカード種別で差あり)

セゾンカードのメリット

  • 会員向けに多彩な特典・優待サービスが多数用意されている
  • ポイントの有効期限がない

セゾンカードのデメリット

  • 特典重視型だが、日常の還元率そのものは突出して高くない場合あり

セゾンカードの総合評価

 セゾンカードは、「特典・優待重視」「キャンペーンを賢く利用したい」人に適した選択肢です。公式サイトでは、会員限定の割引優待、提携サービス、ポイント割増など豊富なサービスを提供しており、使い方次第で手厚い恩恵を得られます。
 ただし、カード種別が多く、どれを選ぶかによってコスト(年会費)や特典の質が大きく異なるため、初心者には選びづらさがあるかもしれません。また、優待や特典が強みとする反面、標準的な日常利用での高還元を重視する人にとっては物足りない面もあるでしょう。
 それでも、特典やキャンペーンを積極的に使える人にとっては、「お得感」を強く感じやすいカードです。セゾンカードは使いこなすことで大きな価値を発揮するタイプなので、カードの特典をチェックしながら選ぶ人に向いています。

10位:エポスカード

新規発行特典入会で2,000円相当ポイントまたはクーポン
年会費永年無料ポイント還元率0.5%(税込200円ごとに1ポイント)
コンビニでの
還元率
0.5%(基本同率)公共料金での
還元率
0.5%(基本同率)
国際ブランドVisaタッチ決済対応Visa
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)海外旅行3,000万円(死亡・後遺障害、利用付帯)/無し
  • 還元率:★★★☆☆(基本0.5%)
  • 新規特典:★★★☆☆(入会特典が定番で即効性あり)
  • ポイントの使いやすさ:★★★☆☆(エポスポイントの交換・優待があるが汎用性は中)
  • 優待特典:★★★★☆(提携優待が豊富で若者向け)

エポスカードのメリット

  • エポスポイントUPサイト経由で、楽天市場やYahoo!ショッピング、エクスペディアなどのネットショッピングで最大30倍まで貯まる

エポスカードのデメリット

  • 基本のポイントは還元率は低め
  • 即時発行可ですが、ネット利用以外で目立った特典は少ない

エポスカードの総合評価

 マルイ系の優待や独自サービスが多いカードです。基本還元率は0.5%ながら、エポスポイントUPサイト経由なら、楽天市場やYahoo!ショッピングなどで2倍以上のポイントが獲得できます。全国の優待店(イオンシネマ、カラオケ館、ガスト、ドトールなど)も約1万店あり、保有しているだけで得するケースもあります。

番外編

ランキングの対象にはしませんでしたが、使い方によってはお得な3つのカードを個別に解説します。

カードこんな人におすすめ!
JAカードJA直売所でポイントアップ、JAをよく使う
ダイナースクラブカード旅行や「食」の特典を重視するハイエンドユーザー
TRUST CLUBワールドMastercard最高ランクで特典が充実

JAカード

新規発行特典入会で最大12,000円相当ポイント
年会費本会員:初年度無料 次年度より1,375円(税込)
家族会員:初年度無料 次年度より440円(税込)
※次年度年会費の無料化条件あり
ポイント還元率1ヵ月のショッピングご利用金額合計1,000円ごとに1ポイント)
コンビニでの
還元率
基本同率公共料金での
還元率
基本同率
国際ブランドVisa/Mastercardタッチ決済対応Visa
スマホでタッチ決済は一部対応
旅行傷害保険(海外/国内)海外旅行2,000万円/なし

JAカードのメリット

  • JA直売所・ファーマーズマーケットでの買物が5%OFF(8~9月は10%OFFに拡大)。JA-SS・ホクレンSS給油時は1リットルあたり2円割引、その他JAグループ店舗(直売所・給油所除く)での買物は通常ポイントに加え+2%ポイント還元

JAカードのデメリット

  • 次年度以降の年会費無料には所定の利用条件クリアが必要
  • 一般加盟店での基本ポイント還元率は低めで、JA関連施設利用以外の還元は控えめです。

JAカードの総合評価

 JAカードは地域で農業・生活サービスを使う人にとって“使い勝手が良い”1枚です。JA直売所での割引やJA-SSでの給油割引、地域限定の優待があり、地域生活に根ざした消費行動が中心のユーザーには強い味方になります。タッチ決済についてはブランド(Visa)による対応があり、新規発行でタッチ機能が付く券種もありますが、全国チェーンでのタッチ優遇キャンペーン等は限定的です。
 年会費は初年度無料で、翌年度以降は条件により無料化されます。地域中心に生活しており、JAのサービスを頻繁に利用する人にはコストパフォーマンスの高い選択となります。申し込み前に自分が使う施設が優待対象かを確認してください。

ダイナースクラブカード

新規発行特典・年会費が初年度無料
・10,000円キャッシュバック(条件有り)
年会費本会員:税込 24,200円
家族:税込5,500円
ポイント還元率100円ごとに1ポイント
国際ブランドDiners Clubタッチ決済対応Diners Club
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)最高1億円(傷害死亡・後遺障害。利用条件付き)/最高1億円(傷害死亡・後遺障害。利用条件付き)

ダイナースクラブカードのメリット

  • 世界1,600カ所以上の空港ラウンジが無料
  • 「食」に関する優待、サービスが充実

ダイナースクラブカードのデメリット

  • 年会費が高め(券種による)で、日常の少額決済回収だけを狙う用途には不向き

ダイナースクラブカードの総合評価

 ダイナースクラブカードはラグジュアリー志向のユーザー向けに設計された上位カードです。ダイニングや会員限定イベント、空港ラウンジなど会員特典も充実しており、出張や海外旅行が多い、質の高い付帯サービスを求める生活をしている人には最適です。
 特に、「食」に関するサービスが豊富。有名ホテルのレストランや人気店で受けられる優待や、有名店で1人分食事代が無料になるサービスもあります。
 一方で、年会費は高額に設定されており、日常のコンビニでの少額決済をタッチで行い、年会費以上の還元を得るのは難しいケースが多いです。
 したがって、旅行・保険・特典の利用機会が多く、年会費を正当化できるハイエンドユーザーに向いています。申込前に券種別の年会費・付帯条件(利用付帯か自動付帯か)を公式ページで確認してください。

TRUST CLUB ワールドエリートカード

新規発行特典・13,200円キャッシュバック(条件有り)
年会費本会員:税込 143,000円
家族:無料
ポイント還元率100円ごとに4ポイント
国際ブランドMastercardタッチ決済対応Mastercard
Apple Pay / Google Pay
旅行傷害保険(海外/国内)最高1億円(傷害死亡・後遺障害。利用条件付き)/最高1億円(死亡・後遺障害。利用条件付き)

TRUST CLUB ワールドエリートカードのメリット

  • 24時間・年中無休でコンシェルジュが利用可能
  • 空港ラウンジが無料で使える

TRUST CLUB ワールドエリートカードのデメリット

  • 年会費が高めで、日常の少額決済回収だけを狙う用途には不向き

TRUST CLUB ワールドエリートカードの総合評価

 RUST CLUB ワールドエリートカードは、旅行・ラグジュアリー需要に応える高級カードです。プライオリティ・パス(条件付き)やキャンセルプロテクション、手厚いショッピング補償など、上位カードにふさわしい特典が多く付帯します。旅行保険は高水準で、キャンセル費用や手荷物遅延など細かな補償までカバーすることがあり、海外での安心感が大きいのが魅力です。一方、年会費や維持コストは高めで、普段使いだけで年会費分を回収するのは難しいケースが多いです。そのため、旅行やラグジュアリーサービスを実際に活用するヘビーユーザー向けのカードと位置づけられます。公式の保険詳細や年会費、入会条件を確認したうえで、自分のライフスタイルに合うかを判断してください。

クレジットカードのタッチ決済とは?

ランキングを踏まえて発行するクレジットカードを決める前に、カードのタッチ決済を簡単におさらいしましょう。

タッチ決済は、NFC(近距離無線通信)を使い、カードやスマホをリーダーにかざすだけで支払いが完了する非接触型決済です。

暗証番号やサインは不要で、交通系ICカードのような感覚でスピーディーに支払えるのが特長です。

例えば、楽天カードのタッチ決済(楽天ペイ対応)は、専用端末にかざすだけで支払いが完了し、ポイントも自動で貯まるため、現金や従来の差し込み決済よりもスムーズです。

セキュリティ面でも国際基準の暗号化技術が採用されており、カード情報が直接端末に伝わらない仕組みになっています。

近年はコンビニやスーパー、飲食店のほか、鉄道やバスなど、日常のあらゆる場所で対応が進んでおり、キャッシュレス時代の主流決済として定着しつつあります。

多知ナビオ
多知ナビオ

筆者も30近くのシーンでタッチ決済を使ってみたよ!関連記事をぜひ読んでね!

タッチ決済対応のカードを選ぶ時によくある質問(FAQ)

Q.ランキングはどんな基準で決めているの?

「ポイント還元率」「新規入会特典」「ポイントの使いやすさ」「その他の優待特典」などを総合的に比較して作成しています。

ポイントの貯まりやすさや新規入会特典、旅行保険やスマホ決済対応といった使い勝手まで幅広く評価しています。

各カードの公式サイトや信頼性の高い情報をもとに、実際の使いやすさや人気も反映させています。


Q.学生や専業主婦でも作れるカードはある?

あります。学生や専業主婦でも申込みが可能と明記しているカードなら作りやすいです。

カードによっては「学生可」「主婦可」といった表記があり、配偶者の収入を基準に審査される場合もあります。

年会費無料や家族カード制度があるものなら、初めての方でも安心して使えます。

申し込み前に、公式サイトの「入会資格」欄をチェックしておきましょう。


Q.スマホ決済(Apple Pay や PayPayなど)に対応しているカードはある?

ほとんどの主要カードは Apple Pay や Google Pay に対応しています。

最近では、タッチ決済(NFC)やスマホ決済を使うだけでポイントが上乗せされるカードもあり、特に三井住友カード(NL)は対応店舗でのタッチ決済で高還元が得られます。

端末やOSによって使えるサービスが異なるため、申し込み前に公式サイトで対応状況を確認しましょう。


Q.クレジットカードを複数枚持つのはアリ?

使い分けできる点ではメリットがありますが、管理が複雑になるデメリットもあります。

たとえば、普段使いは高還元カード、旅行用に保険付きカードというように使い分けることでお得に使えます。

一方で、支払い管理や年会費の負担が増えるため、持ちすぎは注意が必要です。

自分の生活スタイルに合った枚数を保つのが理想です。


Q.不正利用やセキュリティ対策は大丈夫?

多くのカード会社は、不正利用検知や本人認証などの仕組みでセキュリティを強化しています。

たとえば、異常な取引を検知すると自動的に利用を一時停止したり、3Dセキュアによる本人確認を求める仕組みがあります。

万が一の不正利用時も、カード会社への早期連絡で補償を受けられるケースがほとんどです。

日常的にアプリやWeb明細で利用履歴を確認する習慣をつけましょう。


Q.キャッシュレス決済に慣れていない人でも使いやすいカードは?

年会費無料で、使い方がシンプルなカードがおすすめです。

複雑な条件がなく、日常の買い物でポイントが貯まりやすいカードなら初心者でも使いやすいです。

Apple Pay や Google Pay に対応しているカードを選べば、スマホをかざすだけで簡単に支払いができます。

最初の一枚は、わかりやすく維持費のかからないカードから始めるのが安心です。

迷ったらとりあえず「楽天カード」

「結局どのカードが自分に合うのか分からない」とお悩みでしたら、とりあえず楽天カードを選んでおけば間違いありません。

  • ポイント還元率が基本1.0%。楽天サービスを使えば最大16.5倍
  • 楽天ポイントが楽天市場や街で使いやすい
  • スマホでタッチ決済が可能

楽天カードをオススメする理由は、ポイント還元率が1.0%にも関わらず大きなデメリットが見つからないことです。

クレジットカードは2枚以上持つこともできます。

もし別のカードも使ってみたいと思ったら、この記事を参考に2枚目、3枚目も発行してみても良いでしょう。

まずはお気軽に楽天カードを発行してみてください。

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