- 楽天カードも三井住友カード(NL)も発行・年会費は無料
- 違いは、ポイント還元率(1%か0.5%)と発行スピード(7日程度か即日)
- 公共料金の支払いは、楽天カードが0.2%、三井住友カードが0.5%
キャッシュレスが当たり前になった今、「支払いをカードで済ませる」から「カードをかざすだけで完了」へ。
そんな変化の中心にあるのがクレジットカードのタッチ決済(非接触決済)です。
楽天カードと三井住友カード(NL)は、どちらもこのタッチ決済に対応しています。
財布からカードを取り出す手間をなくし、スマートフォンやカードを端末に“タッチするだけ”で支払いが完了。
スピーディーで安全な支払い方法として、利用者が増えています。
この記事では、この2枚のカードを比較しながら、
「どんなシーンでどちらが使いやすいのか」
「タッチ決済をどう活用できるのか」
を、わかりやすく整理します。
どちらのカードも、発行・年会費無料のノーマルカードを前提に解説します。
\ あなたにピッタリの一枚を選ぼう! /
基本スペック比較
まずは、年会費やタッチ決済対応など、基本的な仕様をまとめました。
!7%ポイント還元についての注意事項
※カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※スマホのタッチ決済対象店舗とモバイルオーダーの対象店舗は異なります。詳しくはサービス詳細ページをご確認ください。
※通常のポイント分を含んだ還元率です。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ 、Samsung Payで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
ポイント還元とタッチ決済の活用
楽天カード
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%。
タッチ決済対応の国際ブランドは、Visa, Mastercard, JCB, American Expressで、コンビニやカフェなどでもスムーズに支払いが可能です。
楽天市場での買い物は、楽天グループの各サービス(楽天モバイル・楽天銀行など)を併用すると、最大18%まで還元率が上がる仕組みです。
ただし、公共料金の支払いなど一部は0.2%に下がるため、使い分けがカギになります。
三井住友カード(NL)
ポイントは、利用金額200円(税込)ごとに1ポイント(還元率0.5%)貯まります。
タッチ決済はVisaとMastercardの国際ブランドで対応。
対象店舗でスマホのタッチ決済を使うと、ポイント還元率が7%にアップします。
還元率アップの対象店舗はこちら。
セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店※、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ 、かっぱ寿司
※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。
iDやカード現物の挿入取引は7%還元の対象外のため、スマホタッチ決済の利用が高還元を日常的に受けるカギになります。
7%還元の条件は、上記表の注意書きを確認してください。
入会資格

楽天カードと三井住友カード(NL)の入会資格は、いずれも「高校生を除く満18歳以上」。
年収の条件は、楽天カードは世帯年収の入力のみで、本人の年収は問われません。
三井住友カード(NL)は、申し込みフォーム「ご本人様に収入がない場合は、「0」万円とご入力ください。」と表示されます。
本人に年収がなくても申し込めます。
発行スピード
- 楽天カード:申し込みからおよそ7〜10日でカードが届き、到着後にカード番号を確認できます。
- 三井住友カード(NL):条件を満たせば、最短10秒で番号を発行し、スマホのタッチ決済やネットショッピングにすぐ利用できます。
セキュリティ・付帯保険
- 楽天カード:不正利用検知システムによるリアルタイム通知機能を搭載。
- 三井住友カード(NL):カード券面に番号が印字されないナンバーレス設計で、盗み見防止に効果的。
どちらのカードにも海外旅行傷害保険(利用付帯)がついています。
投資・ポイント活用

楽天カード × 楽天証券
- 対象:楽天証券の投資信託積立(月100円~10万円)
- 還元率:
・信託報酬0.4%以上の銘柄 → 1.0%
・信託報酬0.4%未満の銘柄 → 0.5%
付与された楽天ポイントは、支払いのほかポイント投資(1ポイント=1円)にも利用可能です。
三井住友カード(NL) × SBI証券
- 対象:SBI証券の投資信託積立(月100円~10万円)
- 還元率:0.5%(カード種別により異なる)
貯まったVポイントは、支払い充当やタッチ決済チャージ、投資信託購入に利用できます。
投資には価格変動リスクが伴います。利用前に各証券会社の公式サイトで条件・内容を確認のうえ検討してください。
2枚持ちはあり?
- コンビニや日常の少額決済 → 三井住友カード(NL)
- ネットショッピングや楽天サービス利用 → 楽天カード
使い分けのコツとしては、公共料金をどちらで支払うかで分けておくのがおすすめです。
紛失時のリスク管理にもつながります。
まとめ
支払いをもっとシンプルに、スピーディーにしたい人にとって、「タッチ決済対応かどうか」はカード選びの新しい基準です。
楽天カードも三井住友カード(NL)も、年会費無料でタッチ決済に対応。
それぞれの強みを生かして、生活スタイルに合わせた使い分けをすれば、よりスマートなキャッシュレス体験が実現します。
まずは、今お持ちのカードやスマホがタッチ決済に対応しているか確認し、“かざすだけ”の支払いを始めてみてください。
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