- キャッシュレス決済の比率は、クレカが83.5％で圧倒的１位
- キャッシュレス派は現金派より２倍以上貯蓄が貯まる傾向
- 貯蓄が貯まる理由は、支出管理の簡単さと透明性
キャッシュレス決済が日本でも急速に普及しています。
昔は現金中心だった買い物も、今ではスマートフォン一つで済ませる人が増えていますね。
実はキャッシュレスには、便利で手軽な他に、貯蓄を増やしやすいという特徴があります。
現金を中心に使っている人と比べて、どれくらい貯蓄が増やせるのか。
この記事では、キャッシュレス決済の傾向と、「貯蓄が貯まりやすい＝現金派から移行すべき」理由を解説します。
- まだ現金を中心に決済している
- キャッシュレスにしたいけど良さがわからない
このような人はぜひ参考にしてください。
キャッシュレスに移行すべき理由を先に知りたい人はこちらへ。
筆者は５年以上キャッシュレス生活を続けているよ
オンライン相談を申し込む日本のキャッシュレスの状況
経済産業省によると、2023年の日本のキャッシュレス決済比率は39.3％に達しています。
決済額と決済比率は、2010年から毎年右肩上がり。
国は、2025年までにキャッシュレス決済比率を約４割にする目標に掲げています。
これからますますキャッシュレス決済が拡大していくと考えられますね。
クレカが第一位
先述の調査によると、キャッシュレス決済の内訳は下記のとおり。
| 順位 | 決済の種類 | 比率 | 決済額 |
| １ | クレジットカード | 83.5％ | 105.7兆円 |
| ２ | コード決済 | 8.6％ | 10.9兆円 |
| ３ | 電子マネー | 5.1％ | 6.4兆円 |
| ４ | デビットカード | 2.9％ | 3.7兆円 |
クレジットカードが圧倒的１位。
次にスマホを使うコード決済が続きます。
小さなお店では、現金の他にはクレカのみに対応している時がありますよね。
ネットによる買い物やサービスでも、支払いはクレカのみの場合も。
キャッシュレス決済の全くの初心者は、まずはクレカを持つことから始めましょう。
拡がるキャッシュレス決済
キャッシュレス決済の普及は、都市部だけでなく地方にも広がっています。
特にコンビニやスーパー、ドラッグストアなど日常的に利用するお店で導入が進んでいます。
公共交通機関でも電子マネーによる支払いが一般的に。
キャッシュレスの波は確実に広がっています。
キャッシュレスの方が現金より貯蓄が増える!?
JCBの調査によると、キャッシュレス決済を利用する人の方が、現金を使う人よりも貯蓄がしやすい傾向があります。
１年間で増やせた貯蓄額を、支払い方法別にみると、キャッシュレス派の増加額は83.2万円、現金派は 34.2万円となりました。
キャッシュレス派は、なんと現金派の2.4倍貯蓄額を増やせていました。
男女別にみると、男性のキャッシュレス派は102.4万円、現金派は45.8万円、女性はキャッシュレス派が61.6万円、現金派は23.3万円でした。
男性はキャッシュレス派が現金派の2.2倍、女性ではキャッシュレス派が現金派の2.6倍です。
男女とも、キャッシュレス派のほうが現金派よりも貯蓄力が高い傾向があります。
次に、貯蓄目標額を聞いたところ、キャッシュレス派は325.4万円、現金派は178.3万円となりました。
キャッシュレス派は現金派の1.8倍の貯蓄額を目標としています。
2019年に公表された結果ですが、この傾向が続いていれば、今後もキャッシュレス派と現金派の貯蓄格差が広がる可能性があります。
キャッシュレスで貯蓄が増える理由
キャッシュレスの方が現金より貯蓄が増える理由、つまり、今すぐキャッシュレスに移行すべき理由は下記の３つ。
- 支出管理の簡単さと透明性
- ポイント還元の活用
- キャッシュバックや特典
順番に見ていきましょう。
支出管理の簡単さと透明性
キャッシュレス決済を利用すると、支出管理が驚くほど簡単になります。
現金払いだと、細かい出費を忘れたり、家計簿に記入する手間がかかったりしますが、キャッシュレス決済では心配ありません。
クレカやデビットカード、スマホ決済アプリでは、全ての支出が自動的に記録されます。
例えば、月末にクレカの利用明細を確認すれば、どこで何にいくら使ったかが一目瞭然です。
スマホ決済アプリなら、アプリを開くだけで支出の履歴が一覧できます。
これにより、支出の全体像を把握しやすくなり、無駄遣いを見つけて減らせます。
家計管理アプリとの連携も簡単です。
多くの家計管理アプリでは、クレカや銀行口座、電子マネーのアカウントを登録すると、支出を可視化できます。
手動での入力が不要で、リアルタイムで収支のバランスを確認できます。
さらに、カテゴリーごとの支出分析や月ごとの比較も行えるため、効率的な家計管理が実現します。
筆者も、家計簿アプリを毎日チェックしてるよ！
ポイント還元の活用
キャッシュレス決済の大きな魅力の一つに、ポイント還元があります。
クレカやデビットカード、電子マネー、スマホ決済では、利用金額に応じてポイントが付与される仕組みが一般的です。
例えば、あるクレカでは、毎月の利用額の1％がポイントとして還元されます。
このポイントを次の買い物で利用すると、現金を使わずに必要なものを購入できます。
特定の店舗やショッピングサイトでは、特別なポイントアップキャンペーンを実施しています。
こうしたキャンペーンを活用すれば、通常よりも多くのポイントを獲得でき、さらにお得になります。
クレカによっては、ポイントは商品券やギフトカード、航空マイルなどにも交換可能。
旅費や特別なイベントの出費を抑えられ、その分を貯蓄に回せます。
ポイント還元率の高いカードやサービスを選んで利用すると、年間を通じて相当な額のポイントを貯められ、貯蓄を加速させられます。
キャッシュバックや特典
キャッシュレス決済で得られるキャッシュバックや特典も、貯蓄を増やす大きな要因です。
キャッシュバックとは、利用金額の一部が現金として戻ってくる仕組みです。
例えば、月に5万円をキャッシュレス決済で支払うと、その1％の500円がキャッシュバックされるといった具合です。
このようにして戻ってくるお金は、小額でも積み重ねると大きな額になります。
さらに、キャッシュレス決済には様々な特典が付いています。
例えば、特定の期間中に対象店舗でキャッシュレス決済を利用すると、通常よりも高いポイントが付与されたり、キャッシュバック率が上がったりするキャンペーンが頻繁に行われています。
定期的な利用で受けられる会員限定の特典や割引もあります。
これらの特典を活用すると、日常の支出を大幅に節約できます。
節約した分を貯蓄に回せるのです。
ポイ活にはまっちゃうかも
賢く貯めるにはプロのアドバイスも
貯蓄を効率的に増やすためには、ファイナンシャルプランナー（FP）への相談が役立ちます。
FPは、お金のプロフェッショナルであり、相談者のライフスタイルや目標に合わせた最適な貯蓄プランを提案してくれます。
FP無料相談の最大のメリットは、コストゼロで受けられるプロのアドバイス。
気軽に利用でき、具体的な方法を教えてもらえますよ。
まとめ
最後に、この記事のまとめです。
キャッシュレス決済は、支出管理の簡単さと透明性で、貯蓄を増やしやすくなります。
日常の買い物も、驚くほどスムーズに。
例えば、スマホ決済ならアプリを起動してQRコードを読み取るだけで支払い完了。
忙しい朝の通勤途中でも、カフェでコーヒーを簡単に購入できます。
現金を持ち歩かなければ、盗難や紛失のリスクも減ります。
「現金の方が安心」。
「使い過ぎが不安」。
このような人も、一度キャッシュレス中心の生活を試してみてはいかがでしょうか。
現金に比べてメリットが多いキャッシュレス決済を使って、賢く貯蓄を増やしましょう！
| 楽天カード | |
 | |
| 発行枚数 | 3,000万枚 |
| 年会費 | 永年無料 |
| ポイント還元率 | 通常1.0％ |
| ブランド |     |
| キャッシュレス | 楽天ペイ、楽天Edy、Apple Pay、Google Pay |
| 利用可能額 | 最高100万円 |
| 付帯機能 | ETCカード、家族カード、カード盗難保険、海外旅行保険（最大2,000万円、条件あり） |
✅キャッシュレス決済は楽天モバイルで
»楽天モバイルへの乗り換え前に知ってほしいこと。４年間使って感じたデメリットや魅力を解説
✅楽天モバイルと他社の料金比較はこれだけでＯＫ
»楽天モバイルと３大キャリアサブブランド、格安SIMを料金比較 ポイントを絞って解説
✅楽天ペイの基本を知りたい
»楽天ペイは危険!? メリット３選、デメリット２選を解説。チャージ方法も
✅楽天ペイなら、楽天カードタッチ決済もできる！
»iPhoneは使えない!? 楽天カードタッチ決済のメリット、注意点を解説
✅タッチ決済の初期設定は迷わず簡単に
»設定できない!? 楽天カードスマホタッチ決済の初期設定、決済の方法を画像で解説
✅楽天カードと三井住友カード、どっちがいい？
»楽天カード、三井住友カードの２枚持ちはあり!? 実際に使ってみて、比較を徹底解説
✅三井住友カードで最大7.0％のポイント還元を受けるならGooglePayで
»【不便】楽天カードタッチとGooglePayは一緒に使えない!? 注意点を解説
✅楽天カードを不正利用された時に読む記事
»【クレカ不正利用】楽天カードを不正利用された時の対応を返金まで全て解説