- データ通信をあまり使わない:日本通信SIM、LINEMO
- データ通信をたくさん使いたい:ahamo、楽天モバイル
- 自宅の光回線とセットで利用したい:ワイモバイル、UQモバイル
スマートフォンの通信会社を選ぶ際、何を大切にしていますか?
最も多いのが、料金プランではないでしょうか。
近年は多くの新しいプランが次々と登場し、各社の競争が激化していますよね。
スマホの料金プランは、利用者にとって重要な選択ポイント。
筆者は4年以上楽天モバイルを使い続けていますが、さらに固定費を削るため、お得なプランがあれば乗り換えも検討しています。
本記事では、楽天モバイルとahamo、UQモバイル、povo、ワイモバイル、LINEMO、mineo、日本通信SIMの料金プランを比較します。
比較する7社は、楽天モバイルと価格帯やデータ容量で似ている点で選びました。
ポイントを絞って解説するので、各社の要点を知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
2024年6月時点のプランで解説しています。
固定費のスマホ代を削って、家計を改善しよう!
料金プラン比較
各社の主な料金プランの一覧がこちら。
携帯会社 | プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
ahamo | 20GBプラン | 20GB | 2,970円 |
UQモバイル | トクトクプラン | 15GB | 3,465円 |
コミコミプラン | 20GB | 3,278円 | |
ミニミニプラン | 4GB | 1,078円 | |
povo | ベースプラン | なし | 0円 |
データ追加1GB | 1GB | 390円 | |
データ追加 3GB | 3GB | 990円 | |
データ追加 20GB | 20GB | 2,700円 | |
ワイモバイル | シンプル2S | 4GB | 2,365円 |
シンプル2M | 20GB | 4,015円 | |
シンプル2L | 30GB | 5,115円 | |
LINEMO | ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 | |
楽天モバイル | Rakuten 最強プラン | 3GB | 1,078円 |
20GB | 2,178円 | ||
無制限 | 3,278円 | ||
mineo | マイピタ | 5GB | 1,518円 |
マイそく | 無制限 | 2,200円 | |
日本通信SIM | シンプル290プラン | 1GB | 290円 |
みんなのプラン | 10GB | 1,390円 | |
30GBプラン | 30GB | 2,178円 |
ahamo
ahamoは、NTTドコモのサブブランドです。
シンプルでわかりやすい料金プランが特徴です。
・月額2,970円:20GBのデータ容量、5分間の国内通話無料
データ使用量が多く、短い通話も利用したい人に適しています。
海外でも追加料金なしで、20GBまでデータ通信が利用できます。
ドコモ回線のため、全国どこでも安定したネット通信が可能です。
「ahamo大盛り」なら、月額+1,980円で100GBまで利用可能
UQモバイル
UQモバイルは、auのサブブランドです。
主要なプランは以下の通り。
- トクトクプラン:月額3,465円(15GB)
- コミコミプラン:月額3,278円(20GB)10分間の国内通話無料
- ミニミニプラン:月額1,078円(4GB)
UQモバイルの魅力は、使わなかったデータ容量を翌月に繰り越せる点です。
繰り越した翌月末まで、無駄なくデータを利用できます。
auの回線を利用しているため、通信品質が比較的高いです。
自宅でauの光回線や電気を利用したり、au PAY カードで支払ったりすると、割り引きがあります
povo
povoもauが提供しています。
基本料金が無料で、必要なサービスを追加する形式のプランです。
- ベースプラン:月額0円
- データ追加 1GB(7日間):390円
- データ追加 3GB(30日間):990円
- データ追加 20GB(30日間):2,700円
povoの特徴は、柔軟性と自由度の高さです。
自分の利用状況に応じて必要な分だけ支払えるため、自由にプランを選びたい人に適しています。
普段はあまりデータを使わなくても、特定の期間に集中してデータを使う場合などに最適です。
通話オプションは、5分以内かけ放題月額550円、24時間かけ放題月額1,650円のいずれかを選べます。
ワイモバイル
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。
主要なプランは以下の通り。
- シンプル2S:月額2,365円(4GB)
- シンプル2M:月額4,015円(20GB)
- シンプル2L:月額5,115円(30GB)
ワイモバイルは、自宅の光回線とPayPayカード払いのセットでさらに割り引きがあります。
最安で、月額1,078円(4GB)から利用可能。
UQモバイルと割り引きと似ているね。
ソフトバンクの回線を利用しているため、通信品質が高く、安定した接続が期待できます。
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用ブランドです。
- ミニプラン:月額990円(3GB)
- スマホプラン:月額2,728円(20GB)
LINEのトーク、音声通話、ビデオ電話をデータ消費ゼロで使えるのが最大の魅力。
基本プランのデータ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)、LINEの通信速度は落ちません。
オンライン専用ブランドなので、全ての手続きをオンラインで完結できるのも便利です。
ソフトバンクの回線を利用しているため、同等の通信品質を保てます。
楽天モバイル
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は、料金がデータ使用量に応じて変わるのが特徴です。
- 3GBまで:月額1,078円
- 20GBまで:月額2,178円
- 無制限:月額3,278円
無制限にデータを使いたい人には非常に魅力的。
家族割の適用で各100円引きですが、それ以外に割り引きがないため、シンプルでわかりやすいです。
独自の通信インフラを持つため、特に都市部では高速で安定したネット利用が期待できます。
mineo
mineoは、関西電力グループが提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)です。
端末はそのままに、SIMカードを差し替えるだけで料金が安くなります。
プランの一例は以下の通りです。
- マイピタ:月額1,518円(5GB)
- マイそく:月額2,200円(無制限)
マイピタは、データ容量に応じて月額1,298〜2,178円から選べます。
マイそくは、速度に応じて変額し、最安は月額250円(最大32kbps)です。
ドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線を利用でき、住まいや職場環境に合わせて選べます。
日本通信SIM
日本通信SIMは、MVNOの先駆者として、シンプルで低価格な料金プランを提供しています。
- シンプル290プラン:月額290円(1GB)
- みんなのプラン:月額1,390円(10GB)
- 30GBプラン:月額2,178円(30GB)
データ使用量が少ない人にとって非常に魅力的です。
音声通話も安価で、みんなのプラン、30GBプランなら、月70分無料か1回5分まで無料のいずれかを選べます。
docomoの回線を利用するため、一定の通信品質が保てます。
各社の強みと弱み
各社の強みと弱みは下記のとおり。
携帯会社 | 強み | 弱み |
ahamo | シンプルなワンプラン、ドコモの広範なサービスエリア | データ容量が少なくて良い場合には向かない |
UQモバイル | データ繰り越し可能、auの高品質回線 | 基本料金がやや高め |
povo | 基本料金が無料、必要な分だけ追加する柔軟性 | 頻繁にデータ追加が必要 |
ワイモバイル | セット割引が豊富、ソフトバンクの高品質回線 | 基本料金がやや高め |
LINEMO | LINEのデータ通信がカウントフリー、オンライン手続きが便利 | サポートがオンライン中心 |
楽天モバイル | 大容量データを低価格で利用可能、楽天ポイントが貯まる | サービスエリアが限られている |
mineo | ドコモ、au、ソフトバンクから回線を選べる | 高速データ通信を多用するユーザーには向かない |
日本通信SIM | 低価格で基本的な通信品質が維持、音声通話も安価で提供 | 高速データ通信を多用するユーザーには向かない |
まとめ
各社の料金プランを比較すると、自分の利用状況に応じた最適なプランが見えてきます。
どのプランが自分にとって最適かは、データ使用量、通話の頻度、エリアの通信品質などを総合的に考えるのが重要です。
適切なプランを選べば、通信費を節約しつつ快適なネットライフを楽しめますよ。
みなさんのスタイルに合わせて、最適な料金プランを見つけ、お得にスマホを利用しましょう。