- Google Payは、Felicaの電子マネーなら楽天カードタッチ決済と併用できる
- Vポイントの還元率最大7%の対象店では、三井住友カード(NL)がお得
- iDで三井住友カード(NL)を使うと、最大7%還元の対象外
「Google Payでクレジットカードのタッチ決済を設定していたら、楽天ペイのタッチ決済でエラーが出た」。
ちょっと何を言っているのかわからないですかね…。
けど、経験したことのある人は、ピンと来るのではないでしょうか。
そして、疑問に思って検索した結果、この記事に読んでいるのではないでしょうか?
楽天ペイアプリの楽天カードタッチ決済は、スマートフォンをレジの専用端末にかざすだけで簡単に決済ができます。
しかし、Google Payのカードタッチ決済と併用できないという不便な点も。
- 楽天カードタッチ決済とGoogle Payの違いがわからない
- 楽天カードタッチ決済とGoogle Payの使い分け方法を知りたい
- とにかくスマホでお得に支払いたい
楽天カードタッチ決済とGoogle Payを上手に使うノウハウを解説します。
私も使い分けています!
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Google Payとは
Google Payは、Googleが提供するキャッシュレス決済サービスです。
対象年齢は13歳以上で、無料。
「NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)」機能を搭載している Android 端末で利用できます。
設定は簡単。
「Googleウォレット」アプリをダウンロードし、電子マネーやクレカを登録するだけです。
プリペイド方式(残高を事前にチャージする方式)のPASMO、Suica、nanaco、WAON、楽天Edyは、Googleウォレットでクレカなどから残高をチャージ。
後払い方式のQUICPay、iD、VISAのタッチ決済、MasterCardタッチ決済は、対応するクレカやデビッドカードをGoogleウォレットで登録します。
いずれのキャッシュレス決済も、それぞれの加盟店で利用できます。
下記のように、各サービスのマークが表示されているお店です。
電子マネーに対応しているカード
Google Payで使える決済方法に対応しているカードなどをまとめた表がこちら。
例えば、Google Payで楽天カードを使いたなら、QUICPayにひも付けます。
QUICPayの加盟店なら、スマホをかざすだけで決済できます。
楽天カードの利用額として、後日、指定口座から引き落とされます。
お店で楽天カードタッチ決済や楽天ペイが使えない、しかも、楽天カードの実物を持っていない。
そんな時でも、QUICPayの加盟店ならスマホだけで支払いできます。
»Google Payでも使える楽天カードの新規発行特典を、公式サイトで確認する
楽天カードタッチ決済とGoogle Payの併用
楽天カードタッチ決済とGoogle Payが併用できるかを、表でまとめました。
決済方法 | 通信規格 | 併用の可否 |
VISAのタッチ決済 | NFC(タイプA/B) | × |
MasterCardタッチ決済 | × | |
PASMO | Felica(フェリカ) | 〇 |
Suica | 〇 | |
nanaco | 〇 | |
WAON | 〇 | |
楽天Edy | 〇 | |
QUICPay | 〇 | |
iD | 〇 |
違いを詳しく見ていきましょう。
NFC(タイプA/B)によるタッチ決済はNG
Google PayのVISAのタッチ決済とMastercardタッチ決済は、楽天カードタッチ決済と一緒には使えません。
理由は、どちらもスマホ端末のNFC(タイプA/B)決済を利用するから。
»NFC決済を詳しく解説した記事はこちら
NFC決済は、楽天ペイかGoogle Payのいずれか一つしか選べません。
ポイント還元率などを考慮して、お店によって使い分けるなら、スマホの「設定」などから切り替えてください。
FeliCaによる電子マネーはOK
FeliCa(フェリカ)とは、ソニーが開発した非接触通信技術のこと。
Google Payでも使える電子マネーSuica、PASMO、iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanacoは、FeliCaを採用しています。
そのため、スマホのNFC決済の設定を楽天カードタッチ決済にしていても、上記の電子マネーはGoogle Payで使えます。
支払い時の設定切り替えは不要です。
FeliCaって何?
FeliCaは広い意味で、NFCの規格の一種です。「タイプA」「タイプB」に続く「タイプF」とも言われています。
NFCとFeliCaの関係をまとめると、NFC-FとFeliCaは同じ無線通信技術であると同時に、FeliCaはNFC-Fというオープン規格の上にカードOSを加えたものと表現することができるでしょう。
引用:ソニー
最大の特徴は、処理速度が速いこと。
読み取り機との間のデータ処理速度は、なんと約0.1秒以内。
日本国内では、交通系ICカードをはじめ、電子マネーや学生証・社員証などにFeliCaが採用されています。
お使いのスマホがFeliCaに対応していれば、キャッシュレス決済が幅広く使えます。
スマホの仕様をメーカーのウェブサイトなどで確認してください。
※メーカーによっては「おサイフケータイ」と表示されています
対応するスマホは、本体のどこかにフェリカのマークがあります。
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三井住友カードとの使い分けがお得
Google PayでFeliCaの電子マネーを設定しておけば、キャッシュレス決済の可能性が大きく広がります。
筆者がさらにすすめするのは、
三井住友カード(NL)との使い分け。
理由は、一部の対象店舗で通常0.5%のVポイント還元率が、最大7%にアップするからです。
Googleウォレットに三井住友カード(NL)を登録して、VISAのタッチ決済を利用しましょう。
»三井住友カード(NL)の詳細や最大7%還元の対象店をチェック
NFCの設定を切り替える方法
スマホの「設定」から切り替えができます。
画面に沿って解説します。
スマホのメーカーによって手順は異なります。画面は参考です。
1.「設定」の検索窓で「NFC」と検索
2.NFCの設定メニュー画面へ
3.「非接触型決済」を押す
4.「お支払いのデフォルトのアプリ」を押す
5.①「Google Pay」か「楽天ペイ」のいずれかを選択②「OK」を押す
【注意】iDは最大7%ポイント還元の対象外
三井住友カード(NL)をGoogleウォレットに登録すると、VISAのタッチ決済(NFC)か、iD(FeliCa)のどちらで利用するかを選べます。
注意してほしいのが、Vポイント還元率が7%になるのは、VISAのタッチ決済のみであること。
iDはポイントアップの対象外。
どちらにするかGoogleウォレットに登録する最初の段階で選べます。
まとめ
本記事のまとめはこちら
「正直、いちいちNFCの設定を切り替えるのは面倒」。
このような人は、楽天カードタッチ決済に絞っても全く問題ありません。
基本のポイント還元率は1.0%。
0.5%の三井住友カード(NL)に比べて2倍です。
使い分けに脳のリソースを使わず、楽天カードの利用に徹しましょう!
日頃の買い物でポイントがコツコツ貯まる楽天カード。
まだ持っていない人は、2枚目カードにもおすすめです。
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