- Google Payは、iD、QUICPayなら楽天カードタッチ決済と併用できる
- Vポイントが7%還元。三井住友カード(NL)のスマホタッチ決済で、
- iDだと、7%還元の対象外

Google Payでクレジットカードのタッチ決済を設定していたら、楽天カードタッチ決済でエラーが出たけど…。
経験したことのある人は、ピンと来るのではないでしょうか。
楽天ペイアプリで設定する楽天カードタッチ決済は、スマートフォンをレジの端末にかざすだけで、楽天カードによる支払いができます。
しかし、Google Payのカードタッチ決済と併用できません。
この記事では、楽天カードタッチ決済とGoogle Payを上手に使い分ける方法を解説します。
- 楽天カードタッチ決済とGoogle Payの違いがわからない
- 楽天カードタッチ決済とGoogle Payの使い分け方を知りたい
- とにかくスマホでお得に支払いたい
日常的に使い分けている筆者が、実践に基づいて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

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Google Payの基本情報

Google Payは、Googleが提供するキャッシュレス決済サービスです。
無料で使えて、対象年齢は16歳以上(16歳未満は保護者等の許可が必要)。
「NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)」機能を搭載している Android 端末で利用できます。
「Googleウォレット」アプリをダウンロードし、電子マネーやカードを登録するだけで利用できます。
- nanaco
- 楽天Edy
- Suica
- WAON
- PASMO
- QUICPay
- iD
- VISAのタッチ決済
- MasterCardタッチ決済
プリペイド方式(残高を事前にチャージ)のPASMO、Suica、nanaco、WAON、楽天Edyは、Googleウォレットでクレカなどから残高をチャージ。
後払い方式のQUICPay、iD、VISAのタッチ決済、MasterCardタッチ決済は、対応するクレカやデビッドカードをGoogleウォレットで登録します。
いずれの決済サービスも、それぞれの加盟店で利用できます。
下記のように、各サービスのマークが表示されているお店です。

Google Payに対応しているカード
Google Payに対応しているカードなどをまとめました。
対応サービス | チャージ可能なカード、方法 |
PASMO | 日本で発行された、ほぼ全てのクレジットカード |
Suica | |
楽天Edy | |
nanaco | チャージは店舗のみ。 セブン銀行ATMやnanacoチャージ機など |
WAON | イオンカード(デビットカードを除く) |
対応サービス | 提携しているカード、カード会社 |
QUICPay | ・トヨタファイナンス(TOYOTA Wallet QUICPay) ・ファミマデジタルワン ・JACCS ・JAL Pay ・JCB ・Kyash ・楽天カード ・ゆめカード ・クレディセゾン ・UC カード ・エムアイカード ・APLUS ・UCS カード ・アコム |
iD | ・ANA Pay ・JFR カードが発行するVisaクレジット カード ・JP Bank カード ・ライフカード ・ペルソナカード ・SMBCデビットカード ・三井住友カード ・住信 SBI ネット銀行 ・ドコモ |
VISAのタッチ決済 | ・ANA Pay ・関西みらい銀行 ・三菱 UFJ デビット ・PayPay銀行Visaデビット ・PayPay カード ・りそな銀行 ・Revolut ・埼玉りそな銀行 ・ソニー銀行 ・三井住友カード ・北國銀行 ・エポスカード ・千葉銀行 ・バンドルカード ・静岡銀行 |
MasterCard タッチ決済 | ・PayPay カード ・住信SBI ネット銀行 |
例えば、Google Payで楽天カードを使いたなら、QUICPayでの支払いとなります。
三井住友カードなら、iDで支払います。
それぞれの加盟店ならスマホをかざすだけで決済できます。
利用額は、各カードの他の利用額と一緒に指定口座から引き落とされます。
楽天カードタッチ決済とGoogle Payの併用

楽天カードタッチ決済とGoogle Payが併用できるかを、表でまとめました。
決済方法 | 通信規格 | 併用の可否 |
VISAのタッチ決済 | NFC(タイプA/B) | × |
MasterCardタッチ決済 | × | |
PASMO | Felica(フェリカ) | 〇 |
Suica | 〇 | |
nanaco | 〇 | |
WAON | 〇 | |
楽天Edy | 〇 | |
QUICPay | 〇 | |
iD | 〇 |
違いを詳しく見ていきましょう。
NFC(タイプA/B)によるタッチ決済はNG
Google PayのVISAのタッチ決済とMastercardタッチ決済は、楽天カードタッチ決済と一緒には使えません。
理由は、どちらもNFC(タイプA/B)を利用するから。
NFC(タイプA/B)を詳しく解説した記事はこちら↓↓
NFC(タイプA/B)の決済は、楽天ペイかGoogle Payのどちらか一つしか選べません。
ポイント還元率などを考え使い分けるなら、スマホの「設定」から切り替えてください。
FeliCaによる電子マネーは併用できる
FeliCa(フェリカ)とは、ソニーが開発した非接触通信技術です。
Google Payで使える電子マネーSuica、PASMO、iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanacoは、FeliCaを採用しています。
スマホのNFC決済の設定を楽天カードタッチ決済にしても、上記の電子マネーはGoogle Payで使えます。
支払い時の設定切り替えは不要です。
FeliCaって何?

FeliCaは広い意味で、NFCの規格の一種です。「タイプA」「タイプB」に続く「タイプF」とも言われています。
NFCとFeliCaの関係をまとめると、NFC-FとFeliCaは同じ無線通信技術であると同時に、FeliCaはNFC-Fというオープン規格の上にカードOSを加えたものと表現することができるでしょう。
引用:ソニー

日常の決済手段に使う程度なら、技術面の深い知識はなくても大丈夫だよ。
最大の特徴は、処理速度が速いこと。
読み取り機との間のデータ処理速度は、約0.1秒以内といわれています。
国内では、交通系ICカードをはじめ、電子マネーや学生証・社員証などに採用されています。
お使いのスマホがFeliCaに対応していれば、キャッシュレス決済を幅広く使えます。
スマホの仕様を、メーカーのウェブサイトなどで確認してください。
※メーカーによっては「おサイフケータイ」と表示されています
対応するスマホは、本体のどこかにフェリカのマークがあります。

三井住友カードとの使い分けがお得

Google PayでFeliCaの電子マネーを設定しておけば、キャッシュレス決済の可能性が大きく広がります。
筆者がさらにすすめするのは、
三井住友カード(NL)との使い分け。
理由は、通常0.5%のVポイント還元率が、一部の店舗で最大7%にアップするからです。
Googleウォレットに三井住友カード(NL)を登録して、VISAのタッチ決済を利用しましょう。
»三井住友カード(NL)の詳細や最大7%還元の対象店をチェック
国際ブランドがMastercardの三井住友カード(NL)は、Google Pay でタッチ決済はできません
»カードの発行で2,000~10,000㌽をもらえる! 紹介制度の詳細はこちら
NFCの設定を切り替える方法
スマホの「設定」から切り替えられます。
画面に沿って解説します。
端末によって手順は異なります。画面は参考です。
1.「設定」の検索窓で「NFC」と検索

2.NFCの設定メニュー画面へ

3.「非接触型決済」を押す

4.「お支払いのデフォルトのアプリ」を押す

5.①「Google Pay」か「楽天ペイ」のいずれかを選択②「OK」を押す

【注意】iDは7%ポイント還元の対象外
三井住友カード(NL)をGoogleウォレットに登録すると、VISAのタッチ決済(NFC(タイプA/B))か、iD(FeliCa)のどちらで利用するかを選べます。
注意点は、Vポイント還元率が7%になるのは、VISAのタッチ決済のみということ。
iDはポイントアップの対象外です。
まとめ
「いちいちNFCの設定を切り替えるのは面倒」。
このような人は、楽天カードタッチ決済に絞っても問題ありません。
Google Payでは、QUICPayを利用しましょう。
お店で楽天カードタッチ決済や楽天ペイが使えない、しかも、楽天カードの実物を持っていない。
そんな時でも、QUICPayの加盟店なら、スマホを通じて楽天カードで支払えます。
楽天カードのポイント還元率は1.0%。
0.5%の三井住友カードに比べて2倍です。
楽天ユーザーなら、設定切り替えに悩まなくても、楽天カードの利用を徹底しましょう。
日頃の買い物でポイントがコツコツ貯まる楽天カード。
海外でももちろん使えます。
他のカードを使っている人も、普段使いやもしもの時の2枚目にもおすすめです。