- 楽天モバイルは、家族割適用で月額968円から。月額3,278円で高速通信が無制限
- 楽天カード会員なら、楽天市場でポイント還元率+6倍
- 人口カバー率は99.9%だが、環境によってはつながらない
今、日本のキャッシュレス決済で最も使われているは、クレジットカードです。
クレカで日常的に買い物をしている人は、読者のみなさんの中でも多いのではないでしょうか。
そこでさらにスマートフォンを使えば、キャッシュレスの選択肢が広がりますよ。
スマホの楽天カードタッチ決済なら、実物のカードを持ち歩かなくても、クレカで決済できて便利ですす。
楽天カードは持っているけど、スマホはどうすればいいのかな?
こんな疑問を抱いている人へ。
楽天カードを持ち、楽天経済圏を利用しているなら、楽天モバイルがおすすめです。
この記事では、4年以上楽天モバイルを使い続けている筆者が、楽天モバイルの魅力やデメリットをお伝えします。
解説するのはこちら↓↓
- 楽天モバイルの魅力、デメリット
- 主なキャンペーン特典
- 乗り換えの手順
4年以上使い続けている実感を中心にご紹介します。
「デメリットだけをすぐに知りたい」。
という人は、こちらへ。
携帯電話の通信費は、家計にとって無視できない大きな固定費。
料金プランを見直せば、家計改善にもつながります。
お得なスマホライフと節約。
楽天モバイルで両方実現していきましょう!
子どもがスマホを持つようになると、携帯代が家計を圧迫するよね…
楽天モバイルの基本
まずは、楽天モバイルの基本を確認しておきましょう。
楽天モバイルの基本 | |
月額料金 | 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 無制限:3,278円 家族割の適用で各100円引き |
初期費用 | 無料 |
国内通話料金 | アプリ通話で無料。未利用は30秒22円 |
オプション※ | ・15分通話かけ放題(月額1,100円) ・下4桁が選べる電話番号サービス(1,100円) ・キャリアメール(楽メール) ・留守番電話 ・着信転送 ・割込通話/通話保留 ・発信者番号非通知 ・着信SMS通知 ・SMS |
海外/国際サービス※ | ・国際通話かけ放題(月額980円) ・国際通話(通話料はこちら) ・海外データ通信(2GBまで無料) ・国際SMS(通信料はこちら) |
SIMの対応 | SIMカード(交換・再発行に3,300円)、eSIM |
解約金 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 |
高速データ通信
楽天モバイルの人口カバー率は、2023年12月時点で約99.9%に達しています。
楽天モバイルは自社回線を使用しているため、安定した高速データ通信を提供しています。
都市部では、4GLTEや5Gの高速通信が利用可能。
スムーズなビデオ通話や、お気に入りの映画の高画質な視聴をストレスなく行えます。
4GLTEでも、YouTubeは問題なく視聴できます。
楽天モバイルの自社回線エリア外でも、パートナー(au)回線に自動で切り替わるため、通信が途切れる心配がありません。
楽天回線エリアは拡大中で、パートナー回線を順次楽天回線に切り替えています。
通信量に応じて選べる料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、「Rakuten最強プラン」の一つだけ。
色々悩まなくて良いので、シンプルなのは良いですね。
3,278円でデータ通信を無制限に使えます
データ通信が少なければ、料金は段階的に安くなります。
「最強家族割」を適用すれば、一律月額100円(税別)引き
ちなみに筆者は、毎日通勤と帰宅時に各20分程度 YouTubeを聞いていますが、20GBは一度も超えていません。
自宅にWi-Fi環境があれば、データ通信量を月3GB以内に抑えられます。
そうすれば、家族割を適用すると月額968円でスマホを使えますよ。
✅3大キャリアのサブブランドや格安スマホとの料金比較はこちら
»楽天モバイルと他社の料金比較 ポイントを絞って解説
4年以上使って感じた楽天モバイルの魅力
筆者が4年以上楽天モバイルを使って感じる魅力を紹介します。
楽天ポイント最大+6倍
理屈抜きにシンプルな魅力がこれ。
楽天カードと楽天モバイルを一緒に利用すると、楽天市場での買い物でポイント還元が最大+6倍に。
楽天市場を頻繁に使うなら、ポイント獲得の効率を大きくアップさせられますよ。
例えば、お買い物マラソンで楽天ふるさと納税をすれば、10%以上の還元も可能です。
例:計12,000円相当の寄付を5自治体にすると、
12,000円×5=60,000円
1店舗ごとにポイント還元率が+1倍なので、
5+6=11倍
60,000円×0.11=6,600ポイント還元!
楽天経済圏のユーザーは非常にお得ですね。
貯まった楽天ポイントは、楽天トラベルで宿泊費に充てたり、楽天モバイルの通信料に使ったり。
楽天ペイ請求書払いなら、公共料金も楽天ポイントで支払えます。
筆者が楽天モバイルを使い続けている最大の理由だよ。
国内通話が10分無料
楽天モバイルのコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」で発信すると、国内での音声通話が10分間無料です。
通話料金をほぼ気にする必要がない状態をつくれます。
その他にも、
- 楽天モバイルのドメイン(@rakumail.jp)で、メールアドレスが作れる
- SMS(ショートメッセージサービス)が無料。写真や動画、ファイルも送受信可能
- デスクトップ版があり、PCで音声通話やSMSのやり取りができる
職場の同僚や家族とのちょっとしたやりとりだったら、10分間の通話で十分ですよね。
LINEを使えばいいんじゃない?
確かにそうですね。
筆者もLINEは良く使っています。
Rakuten LinkはLINEと違い、相手がRakuten Link以外でもOK。
お店や法人の固定電話宛てにかけても、通話が10分間無料です。
LINEと上手く使い分ければ、より便利ですよ。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルには多くの魅力がありますが、デメリットもあります。
順番に見ていきましょう。
つながりづらい
「地下はつながりづらい」。
「地方は無理」。
「楽天モバイルはやめとけ」。
ネットの記事やSNSの投稿でこういった声をよく見かけませんか?
楽天モバイルは他の大手3大キャリアと比べて、電波がつながりにくい。
これがもはや一般論になっている感じさえします。
実際のところどうなのでしょうか。
4年間使っている筆者の感想としては、
「使っている人の状況による」
答えになっていないですかね。
首都圏に住んでいるのか、地方に住んでいるのか、働いている環境はどうなのか、で変わるでしょう。
筆者は、ドコモがつながる山間部で、楽天モバイルがつながらない状況がありました。
県庁所在地でもある地方都市では、住宅街の一戸建て住宅で電波がつながりません。
4G回線エリア内で、Rakuten Linkでの通話が途切れることが1回や2回ではありません。
一方で、自宅に光回線をつないでWi-Fi通信ができれば、楽天回線の通信状況を気にする必要はありません。
「外出先ではほとんど携帯を使わない」。
このような人なら、楽天のつながりにくさはデメリットにはなりませんよね。
自宅にネット環境が準備できない山間地で過ごすなら、楽天モバイルは避けた方が良いかもしれません。
カスタマーサポートの対応
楽天モバイルのカスタマーサポートにも不便さを感じます。
電話でのサポートは、公式サイトで解決時間の目安が25分と案内されており、利便性が高いとは言えません。
チャットでも相談できますが、回答が遅い場合があり「今すぐ何とかしたい」状況では不便に感じることも。
家族が楽天モバイルのSIMカードを再発行するために問い合わせた時、
- AI(人工知能)チャットだと期待した答えが来ない
- チャット相談では回答が遅い
- 電話を試みたが、いつも通話中でつながりづらい
と、非常に不便に感じました。
(結局この時は、電話を何回も掛け直してやっとつながりました)
実店舗数も、他の大手3キャリアと比べて半分程度。
立地も都市部に集中しています。
対面で人にサポートを受けたい人は、楽天モバイルが不便に感じるかも知れません。
けど、筆者は4年間で一度も実店舗を使ってないよ
継続ユーザー向けのキャンペーンが少ない
楽天モバイルはキャンペーンの多くが、新規申し込みを前提にしたものです。
例えば現在行っている乗り換えキャンペーン。
初めての乗り換えで、6,000ポイントが贈られます。
「Rakuten最強プラン」の契約とRakuten Linkの発信で10秒通話を利用するだけなので、条件はかなり簡単です。
新規契約者向けのキャンペーンが充実しているのは、回線数を増やすのが目的なので、仕方がないかもしれませんね。
継続ユーザー向けの主なキャンペーンは、
✅初めて3GBを超えると
✅初めて20GBを超えると
いずれも1回限り。
他にも、楽天モバイルを紹介すると1人につき7,000ポイントをもらえるキャンペーンを開催中。
紹介される人も、他社からの乗り換えで初めての申し込みなら、13,000ポイントをもらえます。
契約中のユーザー向けの最大のキャンペーンはこれでしょうか。
家族や知人が乗り換えを考えているなら、紹介するとお得だよ!
キャンペーンは随時更新されていて、種類も多くあります。
最新のものは、公式サイトでチェックしてください。
楽天モバイルに乗り換えるステップ
他社から楽天モバイルに乗り換える流れを簡単に解説します。
1. 準備段階
他社から楽天モバイルに乗り換える前に、現在の契約内容と違約金を確認しましょう。
契約期間中の解約には違約金が発生する場合があります。
その後、乗り換えに必要なMNP予約番号を取得してください。
現在の電話番号をそのまま引き継ぐことができます。
2. 楽天モバイルの申し込み
楽天モバイルの公式サイトで、新規契約を申し込みます。
プラン選択後、個人情報を入力し、支払い情報を登録します。
3. SIMカードの受け取りと設定
申し込むと、楽天モバイルからSIMカードが郵送されます。
SIMカードが届いたら、スマホに挿入し、設定します。
eSIM(イーシム)対応機種であれば、SIMカードの差し替えが不要。
オンラインで開通手続きができます。
eSIMは、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。交換・再発行が無料で、手続きがネットで完結します。
4.MNPワンストップでの手続き
楽天モバイルのSIMカードを挿入し、初期設定が終わったら、MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)転入手続きをします。
MNPを利用すれば、電話番号をそのまま乗り換えられます。
対象の携帯電話会社なら、ワンストップで手続きできます。
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
これら以外の会社から乗り換える場合は、転入元でMNP予約番号を発行するため、手順が少し増えます。
参考:楽天モバイル公式サイト
5. Rakuten Linkのインストール
乗り換え後に、「Rakuten Link」アプリをインストールします。
先に書いたとおり、国内通話やSMSが無料で利用できます。
Google PlayやApp Storeから無料でインストールできます。
初回起動時に、楽天モバイルの契約情報を入力して設定完了です。
手続きはMNPワンストップならオンラインで完結するため、自宅にいながら簡単に乗り換えができますよ。
楽天カードタッチ決済は使える?
Android端末であれば、楽天モバイルでも使えます。
他のキャリアと同じく、楽天ペイアプリで設定してください。
対応する機種は、NFC(タイプA/B)の機能を搭載しているものです。
まとめ
最後に、この記事で最低限覚えてもらいたい内容のまとめです。
楽天モバイルへの乗り換えは、無視できないデメリットもあるため、十分なリサーチと検討をおすすめします。
ただし、使い方によってたくさんの魅力もあります。
データ使用量に応じて段階的に変わる料金プランや豊富な楽天ポイントの特典は、楽天経済圏の一員としての日常生活を、さらに便利でお得にしてくれます。
乗り換え手続きも非常に簡単。
オンラインで完結できるため、忙しい日々の中でもスムーズに移行できます。
楽天モバイルへの乗り換えは、コスト削減と生活の質向上を実現できる選択の一つです。
4年間使っている身として、自信を持っておすすめできますよ。
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